埼玉県深谷市／和モダンな空間に調和するカーテンをコーディネートしました

みなさま、こんにちは。エルム室内　八木橋店です。
いつも弊社ブログをご覧いただきありがとうございます。

深谷市にお住いのＡ様邸で、書斎とウォークインクローゼットのカーテン掛け替えをご用命いただきましたのでご紹介いたします。

格式高い伝統的な建築様式で造られたＡ様邸は、格天井や組子建具など和を感じさせるインテリア要素と、モダンな家具とが絶妙なバランスで調和されたとても素敵なお住まいでしたので、落ち着きのある上質な空間に自然と溶け込むような窓装飾をご提案させていただきました。

まず、書斎でお選びいただいたのはウィリアム・モリスの「ラークスパアⅡ」。
飛燕草（ヒエンソウ）をモチーフに1873年に制作されたウィリアム・モリスの壁紙のデザインを織物にしたものです。

華美な光沢や艶を抑えた、優しい印象の地素材に立体的に織り描かれた飛燕草の模様。ナチュラルだけれど素朴になりすぎず高級感をきちんと出せるのは、細部までこだわって作られた織生地ならではです。カーテンスタイルは、落ち着いたお部屋の雰囲気に自然と溶けこめるように、装飾性を抑えた一般的なレギュラーカーテン（片開き）をお選びいただきました。

クローゼットにはフジエテキスタイルの「FA6519」をお選びいただきました。このお部屋のカーテンは締め切りの状態が多いとの事でしたので、重すぎない色味で、かつ予算を抑えることが可能なフラット仕様のカーテンをお勧めいたしました。
広い面積を持つカーテンの色を暗くしてしまうとアクセントにはなりますが、光を反射することなくのみこんでしまうため暗い印象になってしまいます。逆に明るすぎる色を選んでしまうと軽い印象になってしまい、高級感が出しにくいという問題があります。