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本庄市/モリス「ピンパーネル」カーテン施工事例

みなさま、こんにちは。

本庄市にお住いのI様邸で、寝室とワークスペースのカーテンをお取り付けさせて頂きましたのでご紹介します。

大のモリスファンのI様。ご自宅のリフォームを機にカーテンの掛け替えを当店にご依頼頂き、お伺いさせて頂きましたが、家の中にはウィリアム・モリスデザインのグッズがいたるところにちりばめられていました。

I様がお選びになったのは、もちろんウィリアム・モリスのデザインで「ピンパーネル」。2018年に群馬県立近代美術館で開催されたウィリアム・モリス展(当ブログでもご紹介しています。)でこのデザインと出会い、一目惚れしたそうです。もともとは、1876年に製作された壁紙のデザインで、左右対称に渦巻いているルリハコベの花が特徴です。当時、モリスの自邸「ケルムスコット・ハウス」のダイニングルームの壁面を飾っていました。

寝室のお窓には、特徴的なこの柄がはっきりと伝わるプレーンシェードスタイルでお取り付けさせて頂きました。同じくウィリアム・モリスデザインの「いちご泥棒」のベッドカバーとの相性もよく、お部屋に馴染んでいます。

 

こちらは、生地を全閉した状態です。ルリハコベの花柄が切れないように、柄出し位置にも気を使い製作しています。

 

今回お選び頂いた生地は、「ピンパーネル」のデザインを織物で再現した生地ですが、デザインそのものが持つ草花の立体感を織組織で見事に表現しています。思わずため息の出るような美しさで、取付後、I様と一緒に感動しておりました。

 

「いちご泥棒」の壁紙が額で飾られたこちらのお部屋は、I様のワークスペースです。こちらのお部屋についても、寝室と同じく「ピンパーネル」の生地をお選び頂きましたが、カーテンスタイルでお取り付けいたしました。

 

フラットなプレーンシェードと比較すると窓辺の印象は変わりますが、その美しさが損なわれることはありません。たっぷりととったヒダと素敵なルリハコベのデザインがお部屋を優雅に演出しています。

 

I様邸、いかがだったでしょうか。
お気に入りのカーテンが取り付けられ、モデルルームのような優雅な空間となり、I様にも大変お喜び頂きました。大好きなウィリアム・モリスのデザインに囲まれた新たな暮らしを満喫して頂ければと思います。

I様、この度はお買い上げ誠にありがとうございました。

 

【生地情報】
厚手生地
メーカー:川島織物セルコン、品番:FF1023、組成:ポリエステル100%
生地巾:142㎝、生地単価:8,170円/㎡(税抜)

レース生地
メーカー:川島織物セルコン、品番:ME8483、組成:ポリエステル100%
生地巾:300㎝、生地単価:3,000円/㎡(税抜)