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太田市/Morris&Co.「いちご泥棒」カーテンの施工事例

みなさま、こんにちは。

太田市にお住いのO様邸で、リビングとダイニングのカーテンをお取替えさせて頂きましたのでご紹介します。

ウィリアム・モリスのデザインに興味を持たれていたO様。
当店で人気の川島織物セルコン製の織物生地と、英国製のプリント生地の吊りサンプルを複数持参し、ご家族の皆さんとどの生地がよいか検討しました。

既存の家具や部屋全体の色彩もみつつ、最も部屋に馴染むと、最終的にお選び頂いたのは、英国製「Morris&Co.」の「いちご泥棒」です。モリスの夏の別荘「ケルムスコット・マナー」の庭で、いちごをついばむ鳥たちを温かな目線で描いたデザインで、合わせ鏡のような左右対称のパターン構成が特徴のモリスの代表作です。

 

プリント生地ならではの風合いは、織物にはない趣きがあり、O様邸のリビングにもしっとりと馴染んでいます。また、生地の遮光性能や耐久性能を上げるため、遮光1級生地を裏地として使用していますので、昼間カーテンを閉めても生地の色や柄がしっかりと伝わってきます。

 

使用していたカーテンレールが老朽化していたので、レールの交換もさせて頂きました。また、出窓の奥には、レース生地をプレーンシェードスタイルで取り付けさせて頂きました。

 

お選び頂いたレース生地は、ナチュラルで繊細な質感のボイルです。間隔を空けた、ゆったりとしたストライプが使いやすく、汎用性が高いため、ウィリアム・モリスのカーテンだけでなく、様々な厚手カーテンとのコーディネートでお勧めしています。

 

リビングに2か所あった縦長の小窓には、出窓と同じく「いちご泥棒」の生地をプレーンシェードスタイルで取り付けました。いちごをついばむ可愛らしい小鳥が映えるように、柄出し位置を綿密に計算して製作しています。

 

ダイニングの掃出窓にも、リビングと同生地でカーテンを取り付けさせて頂きました。相性のよい厚手生地とレース生地が、お部屋をナチュラルな雰囲気に彩っています。

 

O様邸のカーテン、いかがだったでしょうか。

取付完了後、O様にはとてもご満足頂きました。
待望のモリスのカーテンが付いた新しい空間で過ごすひとときをぜひ楽しんで頂ければと思います。

O様、この度はお買い上げ誠にありがとうございました。

 

【生地情報】
厚手生地
メーカー:MORRIS&Co. (マナトレーディング)、品番:イチゴドロウボウ314
組成:綿100%、生地巾:138㎝、生地単価:8,560円/㎡(税抜)
裏地
メーカー:マナトレーディング、品番:ノッテ1
組成:表ポリエステル100%・裏アクリル100%、生地巾:137㎝、生地単価:2,340円/㎡

レース生地
メーカー:川島織物セルコン、品番:ME2440、組成:ポリエステル100%
生地巾:300㎝、生地単価:3,000円/㎡(税抜)