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太田市/モリス「スネークヘッド」カーテン取り付けました
2018.05.01
みなさま、こんにちは。
何度も当店でお買い上げ頂いている太田市にお住いのN様邸。
今回、カーテン、ならびにローマンシェードの交換をさせて頂きましたのでご紹介します。
リビングにある大きな掃出窓と腰窓のカーテン交換が今回のご依頼でしたが、厚手生地には英国サンダーソン社が展開しているブランド「Morris & Co.」の中から、「スネークヘッド466」をお選び頂きました。
スネークヘッドは、1876年にウィリアム・モリスによりデザインされました。「スネークヘッド(蛇の頭)」と呼ばれる釣鐘型のフリチラリアの花がモチーフになっており、この小さな花と葉と茎が絡み合う様子を見事なパターンで描いています。当時のモリスはインドのテキスタイルの色や模様の影響を受けており、どこかインドの更紗模様を思わせるこの柄は、モリスがデザインしたインド更紗のプリント生地の中でも、最も気に入っていたデザインとのことです。
N様邸では、この素敵な生地の裾と脇にさらにフリンジをつけ、より華やかな雰囲気を演出しました。
レースカーテンは、一年程前にお取り付けさせて頂きましたが、実はこちらのレースカーテン、通常の2倍ヒダではなく3倍ヒダで製作しています。巾継ぎのない横使いレースがかもし出すゆったりとしたドレープ性はとても優雅で、厚手生地との相性も抜群です。
腰窓については、プレーンシェードスタイルを採用しました。同じ生地でもスタイルによって異なる柄の見え方を楽しむことができます。
プレーンシェードにも裾にフリンジをあしらいました。プレーンシェードの場合、フラットなスタイルのため生地を降ろした際に淡白な印象になりやすいですが、フリンジをつけることでアクセントを加えています。
N様邸のカーテン、いかがだったでしょうか。今は、カーテンを作る際に生じた残布を使って、カフェカーテンやのれんを作れないかご検討頂いているところです。
沢山ある生地の中からこちらを選ぶまでに、何度も当店に足を運んで頂きました。お買い上げ頂いたあとの暮らしだけでなく、製品を選ぶ過程も含めてお客様にインテリアを楽しんで頂くことが当店の理念でもありますので、もしN様にもそう感じて頂けたのであれば、これに勝る喜びはありません。
N様、この度はお買い上げ、誠にありがとうございました。
【生地情報】
メーカー:マナトレーディング、品番:スネークヘッド466、組成:麻49%・綿38%・ナイロン13%
生地巾:139㎝、生地単価:9,210円/㎡(税抜)