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大泉町/スミコホンダ「フィオリスタ・セリアーレ」カーテン等を取り替えました。

みなさま、こんにちは。
いつも弊社ブログをご覧いただきありがとうございます。

大泉町にお住いのY様で、ダイニングのドレープカーテン、レースカーテンと廊下のドレープカーテンのお取替えをさせて頂きましたのでご紹介いたします。

ダイニングにお選びいただいたドレープ生地は、川島織物セルコンのインハウスデザイナーSumiko Honda(スミコホンダ)の「フィオリスタ」です。綿密な刺繍調のブーケ柄を花束のように表現し、タテ糸にオーガンジー糸を使用することで、シルクのような質感に仕上げております。

 

ここで、スミコホンダのプロフィールをご紹介いたします。
「Sumiko Honda」本田純子は、川島織物セルコンの専属デザイナーで、米国国立スミソニアン協会所蔵のファブリック設計を手掛けた実績を基に、1988年にブランドを発足。自然や工芸品などからインスピレーションを得て手書きで原画を作成し、季節の移ろいや陰影、川や空気の流れを表現し、糸や染料、織組織を厳選に組み合わせ綿密な工程を重ね製品を生みだしています。日本ならではの自然観があふれ、伝統的な織技術は国内外から高い評価を受けております。

レースカーテンには、同じくスミコホンダの「セリアーレ」を合わせました。
植物の持つ緩やかなフォルムを繊細な刺繍で表現しています。抽象柄、具象柄どちらのドレープカーテンにも合わせやすい生地です。

この組み合わせは圧巻で、美しさが満ち溢れています。
Y様は、派手過ぎないか気にされていたようですが、グーレーベースのレース「セリアーレ」が、存在感あるイエローのドレープ「フィオリスタ」をうまく調和させています。ホワイト系のレースではドレープカーテンを主張し過ぎたでしょう。

 

廊下にお選びいただいたドレープカーテンはモリスの「ピンパーネル」。
1876年に製作されたウィリアム・モリスの壁紙のデザインで、左右対称に「ルリハコベ」の花が渦巻いています。当時のモリス自邸「ケルムスコット・ハウス」のダイニングルーム壁面は、こちらの「ピンパーネル」でした。

とても落ち着いた深みのある空間になりました。

 

上質なインテリアに囲まれ、居心地のいい場所と感じていただければ幸いです。
お住いのご相談や室内装飾に関することなどございましらお気軽にご連絡下さい。
Y様、この度は誠にありがとうございました。

【生地情報】
ドレープ生地(ダイニング)
メーカー:川島織物セルコン、品番:SH9920、組成:ポリエステル100%
生地巾:150㎝、生地単価:18,000円/㎡(税抜)
レース生地(ダイニング)
メーカー:川島織物セルコン、品番:SH9932、組成:ポリエステル100%
生地巾:290㎝、生地単価:9,660円/㎡(税抜)

ドレープ生地(廊下)
メーカー:川島織物セルコン、品番:FF1023、組成:ポリエステル100%
生地巾:142㎝、生地単価:8,170円/㎡(税抜)