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鴻巣市/リビングダイニングの内装リフォーム事例
2017.12.29
みなさま、こんにちは。
鴻巣市にお住いのY様邸で、リビング・ダイニングの内装リフォームを行いました。
築30年ほど経過したご自宅は、いたる所に傷みが生じてきており、Y様も大変お困りになられていました。
ご依頼のきっかけは、床のフローリングの傷で、長年のダイニングチェアの出し入れにより、表面がボロボロになっていました。
フローリングをリフォームする場合、既存の床材を剥がして新しいフローリングを貼る方法と、既存の床材の上に新しいフローリングを重ね貼りする方法がありますが、前者の場合、剥がし手間や処分費、巾木など周辺部材の交換が必要となるなど、費用が大きくなりやすいという欠点があります。
そこで、重ね貼り用の薄いフローリング材(厚さ4㎜~6㎜程度)を提案しご自宅の方に伺いましたが、一般的な厚さ12㎜のフローリング材でもドアの開閉やその他出入り口の段差に支障が生じないことが確認できましたので、長期的な耐久性も考慮し、12㎜のフローリング材を選定しました。
ご採用頂いたのは、大建工業のフォレスティアJMカフェブラウン色。国産材基材を使用した汚れや傷に強い天然木化粧の床材です。
フローリング工事でコストダウンが出来ましたので、壁紙の貼替えも行いました。
モダンシックなテイストにするために、ライトグレートーンの壁紙をご採用され、出窓のブラインドも色味を合わせて交換しました。窓と壁に一体感が出て素敵になりましたとY様にも大変お喜び頂きました。
(施工前)
(施工後)
また、長年寒さや結露に悩まされていた掃出窓には、既存の窓の内側にさらに窓を設置する内窓工事を行いました。選定した商品は、YKKapのプラマードU。サッシの色は、建具等の色味に合わせダークブラウン色を選定しています。
内窓設置するだけで十分な断熱性の向上効果がありますが、内窓のガラスを複層ガラスとすることで、さらなる断熱性の向上を図りました。また、内窓の効果として外からの騒音が聞こえにくくなる遮音性向上効果もあります。
非常に寒い季節となりましたが、Y様には、「結露がまったくしなくなった!」「部屋がとても暖かく、毎朝雨戸を開けるたびにその効果を実感しています」「部屋が静かになりました。」とお喜びの声を頂いております。
また、併せてカーテンの交換もして頂きました。
モダンシックな空間に合わせた、落ち着いたブラウン系の厚手カーテンで、植物模様がストライプ状に入っています。二重織の一種である風通織で織られており、膨らみやしわ感など独特な表情が特徴の生地です。レースカーテンも厚手に合わせ、植物のモチーフがストライブ状に織り込まれた横使い生地をご採用頂きました。厚手カーテンを開けた際にも、上品でシンプルなアクセントが、窓辺を華やかに演出しています。
表面の仕上げ材を貼りかえるだけの比較的軽微なリフォームでしたが、見違えるような空間となりました。また、生活の不満も軽減され、Y様にもとても喜んで頂きました。追加でトイレや玄関のリフォームもご依頼頂きましたので、また別のブログにてご紹介させて頂きます。
Y様、この度はご依頼誠にありがとうございました。