みなさん、こんにちは。

弊社では、内装業界の魅力発信と若手技能者の発掘と育成の観点から、学生のインターンシップ研修にも取り組んでいます。
現在、ものつくり大学からインターンシップ生が2名きており、研修を通して内装に関わる様々な知識や技能を学んでもらっています。

今週は、弊社スタッフ宅の空き部屋を利用して、壁紙のコーディネート＆貼替を体験してもらいましたのでご紹介します。

（以下、インターンシップ生の文面です。体験記を書いてもらいました。）

インターンシップに参加しているものつくり大学3年生のKです。
研修の一環で、壁紙選びと施工を行いました。

施工前のお部屋の様子がこちらです。築20年以上とのことで白い壁紙に黄ばみが、、、。 所々ジョイントの開きや汚れが目立ってきています。

お施主様のご要望は、ブルー系の壁紙で、明るめの部屋にしたいとのこと。
現場にてサンゲツさんのカタログを広げ、ありとあらゆるブルー系の壁紙のサンプルを手配しました。

取り寄せたサンプルを壁に貼り付けながら、どれにしようか悩みに悩み、最終的に決まったのがこちらの壁紙です。

北面、西面のアクセントクロスには柔らかなブルー系のストライプ柄。部屋がワントーン明るくなるようなブルーを意識して選びました。さらにイエローの差し色でストライプに豊かな表情が感じられます。

 

天井、南面、東面にはこちらのブルージュ系の壁紙。明度の高いブルーだとアクセントクロスが負けてしまうため、馴染みやすいくすみカラーを採用しました。

壁紙を決めたら早速施工に取り掛かります。
貼り替え作業は下地が1番重要といっても過言ではありません（と、学びました）。平坦であればあるほど凹凸無く、綺麗な仕上がりになります。そのため、壁紙を剥がしたあとはパテ塗りをしヤスリをかけていきます。
こうして凹凸を無くしたところでやっと壁紙を貼る作業です。

 

正直今回初めて壁紙をコーディネートしたので雰囲気が合うのかと不安でいっぱいでした。でも西面と南面が合わさる入隅部分を見た時に、かなり良い仕上がりになると確信しました。こちらがその合わさった部分。

 

大学の実習でも壁紙の施工を行いましたが、実習で貼るのと実際の現場で貼るのとではプレッシャーが全然違います。とても緊張しました。

 

そして全て貼り終えたお部屋がこちらです。

いかがですか。かなり良い仕上がりになったのではないでしょうか。
天井も同じブルージュのクロスですが、廻り縁のおかげで単一的になるのを避け、切り替わりが良く出ています。
アクセントクロスをあえて2面にしたことでクールすぎず優しいお部屋になりました。

初めての壁紙コーディネート。変になってしまったら、、、という不安、どのような仕上がりになるかの期待でいっぱいでした。しかし、様々な事に携われて良い勉強になったと感じています。そして、納得のいく仕上がりになったことで嬉しさと達成感が込み上げました。

今回ご協力いただいたFさん、職人さん、エルム室内さん、ありがとうございました。

 

【壁紙情報】
〇ストライプ柄
メーカー：サンゲツ、品番：RE51507
巾：92cm、単価：1,100円/m(税込)
〇ブルージュ
メーカー：サンゲツ、品番：RE51686
巾：92cm、単価：1,100円/m(税込)