埼玉県深谷市／モリス「マリーイザベル」カーテンを取り替えました。

みなさま、こんにちは。エルム室内　八木橋店です。

深谷市にお住いのS様邸で、リビング、ならびに和室の厚手カーテン、レースカーテンのお取替えをさせて頂きましたのでご紹介いたします。

厚手カーテンには、川島織物セルコンの人気ブランド「Morris Design Studio」より、明るい色使いで、女性に人気の「マリーイザベル」をお選びいただきました。1890年にウィリアム・モリスの一番弟子であるジョン・ヘンリー・ダールによって、刺繍のデザインとして製作された大胆なデザインを、刺繍ステッチのように見える織で表現した生地です。

赤い花が特徴のデザインですが、同柄で花柄部分がオレンジ色の生地もあり、売場ではどちらにしようか悩まれていました。吊りサンプルを2種類お持ちし、実際に窓辺に掛けてみると、S様、当店スタッフともに、赤い方が部屋に馴染むと意見が一致し、こちらの生地をお選び頂きました。

隣の和室の部屋も同じ「マリーイザベル」のデザインをお選び頂きました。少し派手すぎないかと心配もされたそうですが、しっとりとお部屋に馴染むのを確認し、S様にも大変ご満足頂きました。ウィリアム・モリスは英国のデザイナーですが、彼のデザインは伝統的な日本家屋にもよく合います。

レースカーテンには、流線模様が特徴の生地をお選び頂きました。S様のお部屋を明るくしたい、部屋の中を外から見えにくくしたいとの要望から、ミラー機能のあるホワイト色の生地を採用しました。

また、古くなりすべりが悪くなったカーテンレールも一緒に交換させて頂きました。
S様のお宅はマンションでしたが、マンションの場合、カーテンボックスや壁にカーテンを取り付ける下地がないことが多く、そのような場合は、窓枠に取付ブラケットを取り付け、レールをはめ込みます。この際、標準的な取付ブラケットを使用してしまうと、カーテンを閉めた際に、カーテンの上に窓枠や窓ガラスが見えてしまい、あまり好ましくない納まりになってしまいます。S様邸では、特殊なブラケットを採用し、そのようなことがないようにしました。細かいことですが、専門店の務めとしてそういった点まで配慮しています。